あいちトリエンナーレ

慰安婦像は芸術作品ではない

あいちトリエンナーレ2019以降、「平和の少女像」(慰安婦像)が美術展覧会で展示される例が増えている。当ブログで何度か書いているが、慰安婦像は芸術作品に見えるように作られているだけで、政治的プロパガンダの道具にすぎない。 慰安婦像は挺対協(現:…

結局慰安婦像展示の是非を検証しなかった、あいトリ検証委員会

あいトリ検証委員会最終報告(案)では「平和の少女像」(慰安婦像)について、中間報告書と同じ記述になっている。 検証ポイントに自ら「少女像の展示は、ソウルの日本大使館前に設置された少女像の撤去を日本政府が求めている主張の正当性を否定することにつ…

慰安婦像の芸術性は十分に検証されていない

あいトリ検証委員会が、「平和の少女像」(慰安婦像)に関する国内での受け止め方を少しずつ検証し始めたが、慰安婦像の芸術性に対する検証が十分に行われていない。 もし、展示を再開することで議論を深めたいと考えているなら、「慰安婦像の芸術性について…

あいトリ検証委員会の慰安婦像展示に対する検証は不十分

9月21日の公開フォーラムでの、「平和の少女像」(慰安婦像)に対する検証委員会の説明からは疑問しか出てこない。 なぜ日本国内で揉めている背景を検証せずに、海外での設置状況や他作家の作った慰安婦像の話ばかりするのか? 韓国系コミュニティが中心とな…

あいトリ検証委員会は、慰安婦像が現代美術作品だと言うつもりだろうか

9月17日「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」第2回会合が行われた。「平和の少女像」(慰安婦像)に関しては、岩渕潤子氏による検証報告があった。 「海外では、日韓関係とは無関係にフェミニズム・人権運動の象徴とされる。(例えば、元カリフォルニ…

あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」中止問題、論点まとめ

いまだに騒動の続く「表現の不自由展・その後」展中止問題。それほど複雑な話ではないと思うのだが、連鎖的に政治家の発言や脅迫行為などを引き起こしたので、問題が重層化しているのだろう。そこで個人的に論点をまとめてみた。 前提として、津田氏のインタ…

慰安婦像展示の争点は「表現の自由」ではなく「外交問題」であるべき

https://nikkan.hateblo.jp/entry/2019/08/07/225057https://nikkan.hateblo.jp/entry/2019/08/09/085338の続き なぜか慰安婦像が芸術作品と言う前提で議論が進んでしまっているように思うのだが、慰安婦像は政治的プロパガンダのために作られた像であり、そ…

「あいちトリエンナーレ 2019」慰安婦像撤去支持 2

https://nikkan.hateblo.jp/entry/2019/08/07/225057の続き 慰安婦像の作者は展示に関する「表現の自由」を主張する前に、この像が政治的プロパガンダとしての意味以上の芸術性持つことを丁寧に説明する必要があった。 会場のキャプションは確認していないが…

「あいちトリエンナーレ 2019」慰安婦像撤去支持

まず、「平和の少女像」(以下、慰安婦像)は芸術作品としての性格よりも、政治的プロパガンダの性格の方が明らかに強い。ピカソの「ゲルニカ」と比較する人がいるが、「ゲルニカ」はピカソ個人の問題意識による制作であり、慰安婦像とはまったく背景が異な…