常に上から目線の韓国

韓国人は言葉の端々が自信過剰で、「世界唯一の単一民族」を自称する自民族中心主義的な思想を持っている。「ハングルは世界最高の文字」「韓国人のIQは世界一」などと、臆面もなく主張するネットの書き込みが頻繁に見られる。

 

他にも、○○宗主国や○○強国など、細かい優位性を見つけては、韓国の優秀さを誇っている。ある意味で自分自身にそう言い聞かせている面があるだろう。世界最高という自負心は、願望によって支えられているからだ。

 

冷静に考えれば韓国の経済状況は厳しく、少子化も日本以上に進んでいる。中国の追い上げによる打撃も今後避けられない。自虐的に地獄のような自国を形容する「ヘル朝鮮」という言葉もあるので、常時「幸せ回路」を回している訳ではないようだ。

 

それでも、あれほど上から目線で、日本やアメリカにさえ講釈をたれる自信はどこからきているのだろうか?

 

中華思想」という中国を中心に考える、儒教の文化優越主義があるが、韓国はその正統な後継者を自認する「小中華思想」を持っている。大中華であった明の滅亡後、清を夷狄(未開の民)と捉え、朝鮮が中華を正式に後継し、最高の道徳的優位性を持つと考えるようになった。「礼儀の正しさで韓国の右に出る民族はいない」というネットミームが思い出される。

 

日本は李朝前期から倭夷であり、辺境の島国程度の扱いである。近代からは西洋を洋夷と捉えたために、開国が遅れるきっかけともなった。

 

小中華思想」の韓国にとっては、日本やアメリカに負けている現状が我慢ならないのである。せめてもの意趣返しとして、上から目線で日本に注文をつけてみるが、一時的なストレス解消にしかなっていない。最近の話だと、2017年にトランプ大統領国賓で招いた韓国は、晩餐会で360年の伝統を誇る醤油を出し、米国建国よりも古い歴史があるという優越感を誇示したと評された。実にセコい。

 

韓国人が日本にする定番の悪口にも、この上から目線が込められている。「劣等で未開」「倭猿」「背が低い」「捏造民族」など劣等性・未開性・野蛮性を強調するものが多い。また、「百済が日本を作った」「裸で文字も持たない野蛮人だった」「朝鮮の先進文化を盗んでいった」など、「韓国起源説」に繋がるものもある。

 

小中華思想」の観点に立てば、日本が朝鮮半島よりも先進的なはずがなく、すべて「朝鮮から盗んだもの」との考えに繋がる。もちろん事実ではない。百済が日本に伝えたものは一部あるが、それも中国起源の文化である。

 

また、天皇を侮辱しつつも、百済系などと言ってみたり支離滅裂。果ては、日本が朝鮮半島を故郷と捉え、再侵略を狙っているという説がまことしやかに唱えられている。率直にいって気持ちが悪い。戦時中の忌まわしい「日鮮同祖論」ですら、日本が古代から半島の支配者だっという発想であり、故郷と捉えた訳ではない。

 

事実よりも願望を信じようとする韓国にとって、日本などに対する道徳的優位性は絶対である。経済規模が比較的大きくなり、以前ほど日本との格差はなくなった。韓国はさらなる自信をつけ、劣等な日本を懲らしめられるようになってきたのだ。日本への上から目線は減るどころか、今後さらに拡大していくだろう。

 


http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/kaiken-h13e.html
天皇陛下の記者会見 2001年12月18日
私自身としては,桓武天皇の生母が百済武寧王の子孫であると,続日本紀に記されていることに,韓国とのゆかりを感じています。武寧王は日本との関係が深く,この時以来,日本に五経博士が代々招へいされるようになりました。また,武寧王の子,聖明王は,日本に仏教を伝えたことで知られております。

*韓国に天皇百済系説が広まるきっかけとなった会見。

仮に百済系なる割合を調べると、桓武天皇の母親の高野新笠は約0.098%で、そこから76代後の今上天皇は約0.00000000000000000000000000065%という天文学的な割合になる。


http://japan.hani.co.kr/arti/culture/34130.html
ハンギョレ 2019-08-18
日本は、自分たちを大陸から下った天孫民族と自任してきた。韓国を植民地にしたことは、すなわち自分たちの「故郷」を植民地にしたつもりだった。日本は、韓国を越えて満州を経て中国を侵略し、日本民族の北方起源説でこれを正当化してきた。