韓国との議論は成り立たない

日韓問題を追い続けていると、毎度同じような議論の紛糾が繰り返されていることが分かってくる。どうやらその原因は韓国人独特の思考回路にあるようだ。対立する場面での議論は基本的に成り立たないと思った方がいいだろう。

 

実は韓国側で議論のスタートもゴールもあらかじめ決まっているようだ。
「私が正しい、お前が悪い」である。

 

しかもその「正しさ」は正誤の話ではない。絶対的に「私が正しい」のは揺るがないという考えによるものだ(性即理)。韓国人の脳内には普遍的真実があるらしい。それ故、日本人を筆頭に他国の人間は無知だから教育する必要があると思っている。韓国がことさら歴史認識問題を取り上げるのは、「認識」という「正しさ」を巡る話だからだ。

 

そして、たとえ不利な状況でも「お前が悪い」のは明らかだから、嘘でも不確かな話でも何でもいいから大声でまくし立てて、謝罪させようとする。そこには根拠も論理も因果関係も時系列も必要ない。

 

李氏朝鮮と国書の受け取りで巡り揉めていた日本側代表は、明治7年に江戸中期頃作成とされる「朝鮮人が日本人をあつかう6ヶ条の秘訣(朝鮮人待日本人六条)」という文書を入手している。最後の二条にはこうある。(澤田漠氏訳)

 

・閃弄  乗時幸會翻用機関  
 (閃くように弄する  あらゆる機会を用い時に乗じて翻弄する)

・変幻  情態無常眩惑難測  
 (変幻  同じ態度をせず眩惑し推し量ることを難しくする)


ここに明記されているのは理解させないようにするのが目的という手法だ。300年前から既にこの調子。まさに「訳が分からぬ特亜の主張」である。2018年のレーダー照射事件のようにかなり不利な場合には、論点をずらし続けて混乱を起こし、相手にこんな議論は時間の無駄だとあきらめさせるよう仕向ける。いわゆる「朝鮮論法」と揶揄される現象である。

 

そこではゴールに至るまでに様々な詭弁のテクニックが登場する。

 

前提が間違っている、都合の良い解釈、時系列がめちゃくちゃ、論点ずらし、その場しのぎの嘘、トンデモ学説・小説等の内容を定説として語る、偉い人がこう言っている、一度否定された説を何度も持ち出す、オウム返し、質問返し、悪魔の証明、言った言わない、揚げ足取り、レッテル貼り、私も被害者である、どっちもどっち論、ただの罵倒、激高、威圧、周りを巻き込む。


このような混乱の果てに辿り着くのが「私が正しい、お前が悪い」という結論である。道徳的優位性のある私だけが普遍的真実に辿り着いている。結論に事実を引き寄せればいいので、細かい瑕疵は些末な事柄だ。そして勝利宣言で締める。


主張がめちゃくちゃすぎて議論が荒れるが、大まかな方向性は大体パターンが決まっている。

 

韓国に都合の悪い発言
→捏造・妄言

韓国に都合の悪い事実
→日本が悪い
→自分以外の誰かが悪い

日本以外の海外から批判される
→無知・歴史教育がされていない
→日本のロビー活動
→そのような発言をできる立場か

日本の韓国に対する過去の支援
→恩着せがましい
→この屈辱をいつか返してやる

 


「お前が悪い」と攻撃を続けるだけで、問題を明らかにしようしていない。韓国は破滅した後にようやく問題を認識する、という歴史を続けている(すぐ忘れるが)。しかもいつの間にか歴史を書き換え、誰か悪いやつのせいでこうなったと自分を納得させるだけである。悪いやつの筆頭が日本であるのは言うまでもない。日本に関係のないことも「日本が悪い」になるのが韓国の伝統芸である。

 

議論をしている場合ではないのかもしれない。関わったら負けなのだろう。

 

 

参考

 

https://kotobank.jp/word/性即理-86158
日本大百科全書(ニッポニカ)
朱熹によれば、あらゆる物は気によって形成されるが、天から理が賦与されてそこに宿っており、その理こそ人間本来の性であり(つまり性即理)、純粋至善なものである。


http://f48.aaacafe.ne.jp/~adsawada/siryou/060/resi012.html
 ここにひとつの史料がある。明治7年4月、日朝交渉をしていた日本側代表は、『朝鮮人が日本人をあつかうの6ヶ条の秘訣』なるものを入手している。(アジ歴資料「公文別録」の「朝鮮始末(三)」p91)
 年代が日本の江戸時代中期(元禄時代)頃に当たる作とされ、作者は不明であるが、この頃から、朝鮮人は日本人に対する交渉術なるものを編み出していたらしい。日本との交易に携わる者たちの間で広まっていたものかもしれない。

曾テ韓人 我ヲ待ニ 六條ノ秘訣アリト聞ケリ 偶 住永友輔 左ノ文ヲ得テ出セリ 果シテ 其 聞所ノモノナラン

朝鮮人待日本人六條

一 遜辭  屈己接人辞氣温恭
一 哀乞  勢窮情迫望人見憐
一 怨言  失志慷慨激出怒膓
一 恐喝  将加威脅先試嚇動
一 閃弄  乗時幸會翻用機関
一 変幻  情態無常眩惑難測

  右元禄年


一 謙遜する  自分を低くして接し言葉遣いも雰囲気もうやうやしくおだやかにする。
一 哀れみを乞う  困りきったような情をあらわし憐憫で見られるようにする。
一 怨みを言う  精神を失ったかのように憤ってはらわたから激しい怒りを出す。
一 恐喝  まさに威圧し脅しをかけておそれさせる。
一 閃くように弄する  あらゆる機会を用い時に乗じて翻弄する
一 変幻  同じ態度をせず眩惑し推し量ることを難しくする。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/詭弁


http://prakorea.blogspot.com/2006/01/problem-solving-flowchart.html

2006年にネットで話題になった「韓国人の問題解決フローチャート(korean problem solving flowchart)」Ken Eckert氏作(2chで翻訳されたもの)

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