慰安婦問題と北朝鮮の関係

慰安婦問題を追っている人には、なかば常識化している慰安婦問題と北朝鮮の密接な関係だが、あの国の性質上はっきりとした情報が出にくい面があった。また同時に、韓国内で慰安婦問題に絶大な影響力をもっていた挺対協(現・正義連)は、完全に聖域化して親…

慰安婦像は芸術作品ではない

あいちトリエンナーレ2019以降、「平和の少女像」(慰安婦像)が美術展覧会で展示される例が増えている。当ブログで何度か書いているが、慰安婦像は芸術作品に見えるように作られているだけで、政治的プロパガンダの道具にすぎない。 慰安婦像は挺対協(現:…

韓国との議論は成り立たない

日韓問題を追い続けていると、毎度同じような議論の紛糾が繰り返されていることが分かってくる。どうやらその原因は韓国人独特の思考回路にあるようだ。対立する場面での議論は基本的に成り立たないと思った方がいいだろう。 実は韓国側で議論のスタートもゴ…

日韓問題年表

日韓関係で問題化したものを、明治から今日まで時系列でまとめてみた(一部周辺国含む)。歴史的出来事・政治問題・公安事件を中心にしている。 *2023/12/9 追記 1868/12/19 大院君政権、明治政府の書契に「皇・勅」の字がある等で、受け取り拒否(以後8年…

結局慰安婦像展示の是非を検証しなかった、あいトリ検証委員会

あいトリ検証委員会最終報告(案)では「平和の少女像」(慰安婦像)について、中間報告書と同じ記述になっている。 検証ポイントに自ら「少女像の展示は、ソウルの日本大使館前に設置された少女像の撤去を日本政府が求めている主張の正当性を否定することにつ…

慰安婦像の芸術性は十分に検証されていない

あいトリ検証委員会が、「平和の少女像」(慰安婦像)に関する国内での受け止め方を少しずつ検証し始めたが、慰安婦像の芸術性に対する検証が十分に行われていない。 もし、展示を再開することで議論を深めたいと考えているなら、「慰安婦像の芸術性について…

あいトリ検証委員会の慰安婦像展示に対する検証は不十分

9月21日の公開フォーラムでの、「平和の少女像」(慰安婦像)に対する検証委員会の説明からは疑問しか出てこない。 なぜ日本国内で揉めている背景を検証せずに、海外での設置状況や他作家の作った慰安婦像の話ばかりするのか? 韓国系コミュニティが中心とな…

あいトリ検証委員会は、慰安婦像が現代美術作品だと言うつもりだろうか

9月17日「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」第2回会合が行われた。「平和の少女像」(慰安婦像)に関しては、岩渕潤子氏による検証報告があった。 「海外では、日韓関係とは無関係にフェミニズム・人権運動の象徴とされる。(例えば、元カリフォルニ…

韓国の儒教による弊害

ネットでは「対等の関係を結ぶという概念がない」とまで言われる序列社会の韓国だが、その原因が儒教(朱子学)にあることはよく知られている。 また、韓国の「謎の上から目線」「自己中心的な正義観」「頻繁に嘘をつく」「約束を破る」「被害者ビジネス」な…

無限の謝罪を要求する韓国

韓国の文大統領は8月29日「過去を記憶して省察することには終わりがない。一度反省をしたので反省が終わったとか、一度合意したので過去として過ぎ去ったとして終えられるものではない」と日本を批判した。まるで朴槿恵前大統領の「加害者と被害者という歴史…

常に上から目線の韓国

韓国人は言葉の端々が自信過剰で、「世界唯一の単一民族」を自称する自民族中心主義的な思想を持っている。「ハングルは世界最高の文字」「韓国人のIQは世界一」などと、臆面もなく主張するネットの書き込みが頻繁に見られる。 他にも、○○宗主国や○○強国など…

あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」中止問題、論点まとめ

いまだに騒動の続く「表現の不自由展・その後」展中止問題。それほど複雑な話ではないと思うのだが、連鎖的に政治家の発言や脅迫行為などを引き起こしたので、問題が重層化しているのだろう。そこで個人的に論点をまとめてみた。 前提として、津田氏のインタ…

韓国はなぜ約束を破るのか?

本日2019年8月23日、韓国がGSOMIAの破棄を日本に通知した。韓国を取り巻く軍事状況、政治状況、経済状況、どれをとってもGSOMIA延長の一択しかないのだが、さすが韓国と言わざるを得ない。世界の予想を覆す、斜め上の決断である。日韓関係で久しぶりに度肝を…

韓国はなぜ嘘をつくのか?

2018年のレーダー照射事件では、韓国政府の数々の嘘が多くの日本人の注目を集めた。「レーダーを照射した」という話が、「光学カメラで監視した」「レーダーを照射していない」と変わり、「無線が聞き取れなかった」「低空飛行で威嚇してきた」という別の話…

慰安婦像展示の争点は「表現の自由」ではなく「外交問題」であるべき

https://nikkan.hateblo.jp/entry/2019/08/07/225057https://nikkan.hateblo.jp/entry/2019/08/09/085338の続き なぜか慰安婦像が芸術作品と言う前提で議論が進んでしまっているように思うのだが、慰安婦像は政治的プロパガンダのために作られた像であり、そ…

日本人が理解しにくい韓国社会の特徴

最近の韓国は何でああなのか?理解に苦しむ場面が多い。しかし、近年表面化しただけで基本的に韓国社会は昔から変わっていないのだろう。それこそ脱亜論に出てくる描写が、今現在まったく違和感がないことからも、これを傍証しているように思われる。 箇条書…

日韓問題まとめ

李明博大統領竹島上陸以降の、政府や国の機関が関係する日韓問題を時系列でまとめてみた。 年中行事である、独立運動家関連発言、竹島表記への言いがかり、竹島での軍事訓練、教科書問題、日本海表記・靖国参拝への言いがかりは除外。橋下徹日本維新の会共同…

「あいちトリエンナーレ 2019」慰安婦像撤去支持 2

https://nikkan.hateblo.jp/entry/2019/08/07/225057の続き 慰安婦像の作者は展示に関する「表現の自由」を主張する前に、この像が政治的プロパガンダとしての意味以上の芸術性持つことを丁寧に説明する必要があった。 会場のキャプションは確認していないが…

「あいちトリエンナーレ 2019」慰安婦像撤去支持

まず、「平和の少女像」(以下、慰安婦像)は芸術作品としての性格よりも、政治的プロパガンダの性格の方が明らかに強い。ピカソの「ゲルニカ」と比較する人がいるが、「ゲルニカ」はピカソ個人の問題意識による制作であり、慰安婦像とはまったく背景が異な…