最近の韓国は何でああなのか?理解に苦しむ場面が多い。しかし、近年表面化しただけで基本的に韓国社会は昔から変わっていないのだろう。それこそ脱亜論に出てくる描写が、今現在まったく違和感がないことからも、これを傍証しているように思われる。
箇条書きでまとめると、以下の部分が日本人にとって違和感を感じやすい特徴ではないだろうか。
・強烈な上下関係、マウンティング社会
・常に自分が正義、相手は道徳的に劣等だと周囲に主張し続ける
・情緒を優先させるため、頻繁に論理が破綻する
・都合が悪くなると、正義の被害者になることで立場を逆転させる
日本(日帝)は悪の象徴なので、ちょうどいいサンドバッグ。日本を不道徳だと非難することは、韓国人にとって正義の行いである。日韓問題にはさまざまな種類があるが、その多くが「日本(日帝)に対する非難」の表れに過ぎず、短期的に解決しても数年で復活することになる。
今後、日韓はあまり関わらないことが大事。日韓関係のこじれている部分は法や論理で解決できない「情緒」の問題になっているので、解決に時間がかかる。これまで日本側の安易な譲歩によって韓国世論を一時的に鎮めてきたが、情緒的にはまったく解決されていなかった。韓国が情緒的に納得し、恨が解消されるには、韓国の国格が日本を上回る必要があり、その実現の見通しは立たない。
参考
黒田勝弘氏「韓国人のケンカの仕方」産経新聞 2019年1月26日 国際面の記事から引用
韓国人のケンカには三つの特徴がある。まず威張った態度で強い言葉や大きな声を出して相手を萎縮させようとする。2つ目は、周囲に訴え味方を増やして有利になろうとする。3つ目は争点をずらし別の争点を持ち出して挽回しようとする。
このうち、3つ目が興味深い。たとえば二人が何かで争っていると、そのうち決まって「その言い方は何だ!お前の年はいくつか?」となる。そして「年下のくせに、謝れ!」とか「年上ならどうなんだ」と年齢争いになる。あるいは激高しながらお互い「何なら殴ってみろ!」と言って顔を突き出す。先に手を出すと「殴りやがったな!」と相手を非難し、それを周囲に触れ回って優位にたつ。
https://japanese.joins.com/article/953/246953.html
「韓国は確かに道徳志向的な国だが、韓国人がいつも道徳的に生きているという意味ではない」。ソウル大で8年間ほど韓国哲学を研究した小倉紀蔵京都大教授が著書『韓国は一個の哲学である』でした韓国社会に対する評価だ。「道徳志向性は実際『道徳的』なものでなく、すべての言動を道徳に還元して評価する」という。
まず政治から道徳性向的だ。同じか違うかを善悪の基準とし、同じ側には限りなく寛大であり、反対側には必死にとびかかる。中宗12年(1517年)「自分と考えが同じなら善人とし、考えが違えば悪人という」という実録記録を改めて思い出す。勲旧、戚臣に比べて持つものが少ない士林派は道徳的優越感に基づいて世の中を裁断した。現在の586(60年代生まれで50代、80年代に大学に通った世代)運動圏を「士林派の再臨」とみる歴史学者もいる。